福岡県福岡市東区にある「国営海の中道海浜公園」に行ってきました。「うみなか」と地元で呼ばれている国営公園です。
この公園はテーマ別に7つのエリア(花のエリア、芝生のエリア、自然体験のエリア、遊びのエリア、リゾートエリア、博多湾エリア、玄海灘エリア)に分かれていて、様々なニーズに対応できる巨大リゾート地である。
戦前は飛行場があった場所で、敗戦後には進駐軍に接収された。やがて「ブレディ・エア・ベース」「キャンプ・ハカタ」などの軍事基地となり、昭和25年の朝鮮戦争の時には重要な補給基地としての役割を果たした。
日本に返還されたのは昭和47年。その後は国営公園として生まれ変わるのである。
オープンは昭和56年になる。
やがて観覧車も登場して、現在は2代目でその名も大観覧車スカイファンタジー!
今回はその大観覧車スカイファンタジーがお目当て。
大観覧車スカイファンタジーは「国営海の中道海浜公園」の7つのエリアのひとつである遊びのエリアにあるワンダーワールドにあります。
園内はパークトレインが運行しているので、利用して「ワンダーワールド前」で降りるといいでしょう。
ワンダーワールドには大観覧車スカイファンタジーの他にもゴーカートや迷路、遊具、定置式の乗り物などがあります。
ローラーすべり台の周辺にある海の生き物たちの遊具がとても微笑ましくて良かったです。遊具でフジツボやウツボが登場します。フジツボですよ!(笑)
さて、大観覧車スカイファンタジーですが、料金は500円。のりもの券売り場でのりもの券を購入。ゴンドラ数24基。乗車人数は6人乗り。色は赤、橙、黄緑、黄の4色。車椅子対応ゴンドラあり。ライトアップもします。
高さは62.5メートル。乗車すると広い園内はもちろん玄界灘や福岡ヤフオク!ドームなどが見られます。特に玄界灘に浮かぶ島々がよく見られます。
1周所要時間は約12分。
ゴンドラを降りるとスタッフの方から説明を受けて大観覧車スカイファンタジーの半額券を手渡された。
そこには有効期限27年8月31日のスタンプが押してある。
実は「国営海の中道海浜公園」の大観覧車スカイファンタジーは8月31日に営業を終了して解体することが決まっている。
現在は「ありがとう大観覧車」として観覧車の乗車を広告などで呼びかけている。
大観覧車スカイファンタジーはゴンドラから「花の地上絵」を見て楽しむのが名物となっていた。季節の花々で様々な地上絵が楽しめた。冬には「クリスマスキャンドルナイト」が行われて大観覧車スカイファンタジーもライトアップして、クリスマスキャンドルの地上絵と打ち上げ花火が上がって、1ゴンドラ1000円という割引も行っていた。また、「くまのプーさん」のぬいぐるみが乗っているゴンドラも数台存在していた。
現在は地上絵のある場所には花は植えられておらず、中止中の乗り物や遊具もちらほらあるワンダーワールド。
思い出がある方も多い「うみなかの観覧車」。
機会があったらぜひ、大観覧車スカイファンタジーへどうぞ。
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