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東京都 あらかわ遊園 観覧車



 東京都荒川区にある「あらかわ遊園」に行ってきました。

 「あらかわ遊園」は、東京23区で唯一の公営の区立遊園地である。だからなのか開園時間も午前9時と早い。その歴史は古くて、この辺りの煉瓦工場が近代化とともに廃業すると、その場所に広岡勘兵衛という方が民営の「あらかわ遊園」を開園。

 「東京に最も近き避暑地」

 そんな触れ込みで大正11年にオープンした。「あらかわ遊園」の建物には多くの煉瓦が使われているが、「あらかわ遊園」の歴史を遡ると煉瓦工場にたどり着くことを現代にも教えてくれるようだ。

 創業者の広岡勘兵衛の死後、「あらかわ遊園」の経営は開園前から関係のあった王子電気軌道株式会社が引き継ぎます。

 「王子電車」「王電」と呼ばれていた現在の都電荒川線の前身でもあります。

 しかし、「あらかわ遊園」も大戦中は荒廃地となり、戦争末期には空襲などに対抗するべく高射砲台や指揮所、弾薬庫などが置かれた。

 戦後、再び「あらかわ遊園」は区立の遊園地として復活する。

 そんな歴史も少し感じさせてくれる「あらかわ遊園」にも、観覧車があります。観覧車は「あらかわ遊園」内にある「のりもの広場」で営業しています。

 料金は大人200円、子供100円。券売機でのりもの券を購入。「あらかわ遊園」の券売機はのりもの券が1枚づつ、ゆっくりと出てくるので、慌てていると2枚目が出てくるのを忘れてしまうことがあります。スタッフの方も「あぶないとよく言われます。」と言っていました。

 のりもの券は払い出しをよく確認しましょう!(笑)

 ゴンドラに乗り込むところで、職業体験実習をしている北区立明桜中学校の生徒さんがいました。緊張している様子でした。

 思わず「頑張って!」と声をかけたくなります。遊ぶ側が遊ばせる側になると同じ遊園地でも違った世界に見えるんだろうなぁ。

 観覧車は32メートル。晴れた日には富士山も見えるそうですが、この日は曇り空!(涙)でも、隅田川にかかる小台橋や東京スカイツリーなどが見えましたよ。

 ゴンドラ数は20基。色は赤、緑、黄緑、桃、白、黄、橙、藍、水色、青の10色が2基づつ。定員は4名。ゴンドラ内に「非常時におけるお客様の安全について」の説明書きステッカーがよく見える位置に貼られています。また、観覧車の真下には授乳所があります。

 一周所要時間は約7分。都内にある年々減っていく数少ないトーゴ製の観覧車のうちのひとつ。

 観覧車の隣には「あらかわ遊園」の名物でもある「日本一遅いジェットコースター」と呼ばれるイモムシタイプの「ファミリーコースター」があります。

 こどもの日や都民の日には「あらかわ遊園」は入園無料。休園日が週に1回程度あるのですが、曜日がズレたりするので要注意です。

 下町の遊園地として区民から親しまれるわくわくメルヘンランド「あらかわ遊園」の観覧車と煉瓦造りのメインゲートの建物は、秋の枯葉がとても似合う素敵な場所でした。

 大人の方もぜひどうぞ。

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