福岡県 到津の森公園 観覧車
福岡県北九州市小倉北区にある「到津の森公園」に行ってきました。
映画「寄生獣 完結編」にもチラリと登場する動物園です。
かつては「到津遊園」として昭和7年の開業から市民に愛された動物園でした。
平成12年に老朽化と経営難で1度は閉園を経験します。
しかし、市民からの存続の要望(約26万人の署名があった)に応える形で平成14年4月に「到津の森公園」として新しくオープンしました。
コンセプトは『市民と自然を結ぶ窓口』。
その理想を目指して日々、積み重ねている姿勢が園内を歩くとヒシヒシと伝わってきます。園長の岩野俊郎さんが著書「戦う動物園 旭山動物園と到津の森公園の物話」で語る理想の動物園に共感された方も多いと思います。
「到津の森公園」では日替わりでイベントをいくつも開催しています。この日は「ヤギのおはなし」です。
早速、サル山近くのヤギの飼育場所に向かいました。
すると、そこでびっくり!!
ヤギが柵の中にある岩山を駆け登り、歩道の見学者の頭上にある丸太橋を渡って、隣の岩山まであるいているではありませんか!!
思わず後ろにひっくり返りそうになりました(笑)
さて、お目当ての観覧車ですが、サル山をさらに奥に進むと「園地ゾーン」があって園内で一番高い場所で営業しています。
定員は4名。料金は300円。券売機でプレイチケットを購入します。
「到津遊園」時代からの観覧車で高さは40メートル。ゴンドラ数は26基。車いす対応が1基あり。色はパステルの青から黄,そして緑へと変わるグラデーション。
乗車すると、観覧車下の広場にあるトーテムポールのシンボルタワーが目に入ります。それがだんだんと小さくなるにつれて、小倉の街並みが見えてきます。
実はキャノンのCMに登場したことのあるこの観覧車。「ちょっとハンターになったような。」という木村カエラさんのセリフが印象的でした。そんなCMに倣って観覧車からの景色をハンターになってカメラを構えてはいかがでしょうか?(笑)
1周所要時間は約8分。お身体が不自由な方の為に乗り場へのエレベーターがあります。
休園日は火曜日。
動物園の飼育員と市民サポーターが創り上げる理想の動物園にぜひどうぞ。
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