神奈川県相模原市緑区にある「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」に行ってきました。
かつては、「さがみ湖ピクニックランド」という名称で昭和47年から営業していましたが、富士急グループへの事業譲渡を経て、平成20年「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」と改名した。この年にはイメージキャラクターとしてイギリスの作家マイケル・ボンドの作品「くまのパディントン」が登場した。
「くまのパディントン」は平成26年に実写映画化されてイギリス、フランス、翌年にはアメリカで公開された。来年にはついに日本で公開予定であります。
ちなみに話の中のブラウン一家がくまに出会ったロンドンの「パディントン駅」には「クマのパディントン」の銅像が建てられてぬいぐるみが売られているという。
さて、「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」ですが正面ゲートからセントラルロッジ前の遊園地入園口まで少し歩きます。階段もあるのですが「くまのパディントン」の応援メッセージが何か所かにあって、挫けそうな心を建て直してくれます。(笑)
「たまには階段のぼりもいいよね。誰が一番に到着できるかな?がんばっていこう。」
私がもしも子供ならば、階段を駆け上がるところです!
今は無理だけど。(涙)
こんな感じで「くまのパディントン」に励まされて入園口まで階段を上ります。
入園するとお目当てのお山のかんらんしゃは、本当に山のてっぺんにあります。そこで、ペアリフト乗り場で頂上まで向かいます。片道約5分のペアリフトはとても気分がいいです。
さて、ペアリフトで頂上にたどり着くと、お山のかんらんしゃの大きさにのけぞりそうになります。
以前はアルプス観覧車と呼ばれていたこの観覧車。バラエティ番組や映画でたびたび登場したので意外に知られています。平成17年公開のドラマ「踊る大捜査線」のスピンオフ映画「容疑者 室井慎次」で主演の柳葉敏郎さんも乗った観覧車です。
お山のかんらんしゃは定員は4名。料金は500円。券売機でチケットを購入。「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」はペットは大丈夫なのですが、このお山のかんらんしゃは持ち込み禁止ですのでお気をつけを。
ゴンドラ数は36基。色は白と橙のゴンドラが交互に並び、「くまのパディントン」がラッピンされています。製造はトーゴです。
高さは約50メートル。標高が約420メートルということで、まるで空を飛んでいる鳥の目線で相模湖の風景や高尾山、富士山などがみられます。
一周所要時間は約15分。ゴンドラからすぐ隣にある絶叫系乗り物大空天国が見られます。
こちらは16人乗りのブランコ2機が高さ25メートルまで高速でぶらぶら揺れるという富士急グループの匂いがする(笑)「相模湖リゾートプレジャーフォレスト」の新名物です。
お山のかんらんしゃの下に自動販売機が何台かあり、その中の一つに「コカ・コーラ食べるコーンポタージュ」1種類だけを売る自販機がありました。ディスプレイには当然、「コカ・コーラ食べるコーンポタージュ」ばかりが並んでいました。
寒い日にここではよく売れるんでしょうね。
現在、「さがみ湖プレジャーフォレスト」では、恒例の「さがみ湖イルミリオン」が開催中でお山のかんらんしゃも「ナイトアトラクション」のひとつとして大活躍中です。
「さがみ湖イルミリオン」は550万球のイルミネーションイベントで、今年の目玉は「英国イルミネーションエリア」で、記念撮影スポットもたくさん用意されています。「さがみ湖イルミリオン」は来年の4月10日まで開催しています。
また、桜の時期も「さがみ湖花絵巻」としてお花見が楽しめることで知られています。
年末年始もイベントが予定されているので、「パディントンベアキャンプグラウンド」でご宿泊されてはいかがでしょうか。お山のかんらんしゃからもログハウスやトレーラーコテージが見ることができました。
ところで、お山のかんらんしゃを写真に収めようと思っても、近くからはその姿を撮ることがちょっと難しい。
お山のかんらんしゃのある山頂エリアからペアリフトで下まで降りないで、「富士見展望台」「四季の展望台」という2つの展望台から撮影するといいでしょう。
下り坂は急だけど、そのまま遊園地エリア、ピカソのタマゴエリアに行くことができます。
かつては日本プロレス界の父である力道山がこの辺りをゴルフ場にしようと計画していたという「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」の自然の中でちょっと息抜きしてはいかがでしょうか?
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