お山のかんらんしゃのある「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」に行くには、中央本線に乗り、「相模湖駅」で下車するといいでしょう。
「東京駅」から「名古屋駅」までを結ぶ中央本線で、神奈川県に停車する2つの駅のうちのひとつで、もうひとつは「藤野駅」。国鉄中央本線開業時は「与瀬駅」と呼ばれ、昭和22年にダムの人造湖が相模湖と命名され、昭和30年に町村合併で相模湖町が誕生すると、昭和31年に現在の「相模湖駅」に改称した。
ホームを降りると「石老山ハイコングコース下車駅駅」の文字や「さがみ湖イルミリオン」の横断幕が見られます。駅にはエレベーター、車いす対応トイレ、コインロッカーがあります。
駅前にはロータリーがあり、路線バスが停車するのでバスで「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」まで行けます。信号も少ないので10分かからないぐらいで目的地まで行けます。
バスの時間まで間があるようなら、ロータリー付近にある「相模湖駅前観光案内所」や「相模湖ふれあいパーク」に立ち寄るといいでしょう。
「相模湖観光案内所」で情報を仕入れたり、お土産を見たりできます。「相模湖ふれあいパーク」は、公衆トイレや駐車場の上に噴水公園があり、市民の憩いの場となっています。この噴水には宙を浮いて魚のオブジェがあります。最上階の一匹は口から水を吐いています。シンガポールのマーライオンも下半身は魚なので(笑)きっとイメージはそんな感じです。
魚のオブジェといえば、「相模湖駅」の南側には「脈動」と呼ばれる魚のオブジェがあります。魚のオブジェが多いのは相模湖を連想するからかな。オブジェのような大物が釣れるんかもしれません。
また、この辺りには飲食店が探すと結構あります。
今回は「かどや食堂」さんでランチを食べました。2階は「かどやギャラリー」という展示スペースになっている地元でも有名な食堂です。ワカサギフライ定食や焼肉定食、ラーメンなどがあります。ここは定食の量が一人前でもかなりあります。食べるのに必死になります。(笑)
周りのお客さんを見ると食べきれないという感じで残されていました。味は美味しいです。年配の方には量が多分、多いです。でも、満腹になれます。
相模湖駅前通りの商店街のゲートをくぐると「マルイ」という衣料販売店が向かい合わせで営業しています。まるで百貨店の丸井のA館B館のようです。駅前通りは国道20号線とぶつかります。ここは甲州街道です。
時間のある方はさらに進んで「神奈川県立相模湖公園」を目指すといいでしょう。
湖の上に現れた恐竜のような白鳥やくじら、イルカ型のボート乗り場があります。また、噴水広場やタービンイベント広場でもモニュメントがいくつかあります。
現在、毎年恒例の「さがみ湖やまなみイルミネーション」が開催されて駅前や相模湖公園でも見応えのあるイルミネーションが見られます。
また、「さがみ湖湖上祭花火大会」のメイン会場が相模湖公園となっています。
さてさて、バスで「プレジャーフォレスト前」に降りたら、「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」の正面ゲートの向かい側に「カレー&コーヒー かりん」というお店があります。そのお店に脇に関所跡を示す看板と石碑があります。
「鼠坂関址」です。寛永8年(徳川家光の時代)に設置されて、通行手形がなければ通れなかったそうです。今は幸せです。その石碑から通りを挟んで赤い鳥居の鼠坂八幡神社があります。階段を上ると土俵があって相撲で奉納する祭事があると思われます。
鼠坂の由来は現在、ダム湖の底に沈んでいるところに集落があり、そこに通じる坂がとてもきつくて、人々はお経を念じながら急な坂道を上ったそうです。「念珠の坂」が転じて「鼠(念)坂」となったそうです。
お山のかんらんしゃから相模湖を見た時に、かつてはそこに人が住んでいたと思うと全然違った見方で景色が見えてきます。
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