東京都は南多摩地域の稲城市にある「よみうりランド」に行ってきました。
所在地は東京都ですが、敷地の多くは神奈川県川崎市多摩区となっています。
「よみうりランド」がオープンしたのは昭和39年。昭和39年といえば、美空ひばりの「柔」が流行歌で流れ、「東京オリンピック」や「東海道新幹線開業」と大イベントがあり、戦後復興した日本が世界に猛アピールした記念すべき年。これに合わせるかのように一大レジャーランドとして華々しく「よみうりランド」は誕生した。
当時は園内を、まだ珍しかったモノレールが走ったり、水中バレエが鑑賞できる劇場があったり、人工スキー場やジャンプ台がある未来を感じさせる遊園地でした。
「よみうりランド」は映画やテレビなどでもよく登場するので、行ってみると見覚えがある場所があるかもしれません。
平成11年にリニューアルオープンした「よみうりランド」。その時にマスコットキャラクターが新しく登場した。「ランドドッグ」なる宇宙から来た犬だ。「よみうりランドくん」というキャラクターも存在していたが、現在は「ランドドッグ」が「よみうりランド」を支配していて、園内の右を向いても左を見ても「ランドドッグ」だらけである。
最初はあまりかわいいと思わなかったのですが、しばらく園内にいると「ランドドッグ」に恋してしまいます(笑)
洗脳されました!(笑)
さて、「ランドドッグ」は横に置いといてお目当ての大観覧車です。
レストラン「Good day」の奥に大きな観覧車があります。料金は600円。券売機でのりもの券を購入。大観覧車のゴンドラ数は46基。色は白、赤、緑、青、黄、紫、橙の7色で定員は4名。
「よみうりランド」は様々なコラボイベントを開催していますが、そのたびに大観覧車も毎回大変身します。
現在は「よみうりランド2015ジュエルミネーション」のテーマソングを歌っているファンキー加藤さんとのコラボイベント「MUSIC MAGIC君が笑えば それも小さな奇跡」が行われていて、大観覧車も「MAGICゴンドラ」として営業しています。
「MAGICゴンドラ」は台数限定で、ゴンドラ内はファンキー加藤さんの歌声が聴けます。
また、「よみうりランド2015ジュエルミネーション」対応の魔法のメガネや、音符やギターのラッピングや飾り付けがされています。
高さは61.4メートル。ゴンドラ内に「観覧車からの絶景を一望しよう」としてQRコードがついていて、どんなものが見えるのかわかるようになっています。さらに、「大観覧車サンセットタイム」「ジュエリーオーロラ 夜の観覧車」というイベントが行われていて「よみうりランド」の夕暮れとイルミネーションの無敵のコラボが見られます。
一周所要時間は約13分。首都圏随一の標高の空中散歩は時間が長く感じられます。
こちらの大観覧車には出口付近にプレートがあり、「設計・施工 東洋娯楽機株式会社 昭和55年4月 竣工」とあります。東洋娯楽機株式会社は、のちに株式会社トーゴと名前を変えます。トーゴは倒産しましたが、現在もメンテナンス業務はまだ行っています。よみうりランドにも社員の方がやって来るので、お見掛けすることもあります。
また、出口には消毒液が設置されていて、衛生面にも気を配っています。
期間限定で園内の「バーベキューパークJUJU」で、夜の観覧車の優先乗車券がもらえるサービスも行われています。
ちなみに、「よみうりランド」で大人気のジェットコースター「バンデッド」でも、ファンキー加藤さんとのコラボイベントが開催されています。
照明デザイナー石井幹子さんプロデュース「よみうりランド2015ジュエルミネーション」は、来年の2月14日の日曜日まで行われています。今年は400万球のイルミネーションが「よみうりランド」を宝石で埋め尽くします。
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