静岡県西部地方にある「はままつフラワーパーク」に行ってきました。
ここでは平成21年にモザイカルチャー世界博2009、平成26年には浜名湖花博2014が開催されたのでお出掛けされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
また「はままつフラワーパーク」の理事長が女性樹木医の塚本こなみさんで、かつて経営難だった「あしかがフラワーパーク」を1年で黒字化にした「再生請負人」として業界で知られています。これはメディアでよく紹介されているので、「はままつフラワーパーク」の名前をこちらでご存じなのかもしれません。
正面ゲートで入園料を支払うと、チケットと「こども広場リニューアル企画・平日限定企画観覧車100円引き」と書かれた割引券を貰えます。
観覧車のあるこども広場は3月15日にリニューアルオープンしたばかりです。
園内はこの時期、見頃のあじさいが競うように見事に咲いていました。
さて、お目当ての観覧車ですが、こども広場に近づくと「カンカンカン。」と音が聞こえます。
「はままつフラワーパーク」の観覧車はギアを使って動くタイプなので、独特の駆動音が聞こえてきます。
「前よりかは静かになった方ですよ。」
スタッフの方が教えてくれました。今回のリニューアルで観覧車も支柱をの塗装を塗り直したり、ゴンドラに新しいラッピングが貼ってあったりとお色直ししてありました。
ゴンドラ数は14基。カラーは赤、橙、黄、緑、水色、青、紫の7色が各2基づつ。
乗車人数は4名ですが、少し狭いです。ゴンドラ内に「天気のいい日は富士山が見えます!」と掲示されています。しかし、その下に「見えたらラッキー(年間数日しか見えません)」とも書いてあります。
今回はラッキーではなかったようです(笑)
しかし、浜名湖や舘山寺ロープウェイ、浜名湖パルパルの大観覧車「コク―」が見えました。春には園内の桜、秋には紅葉が楽しめるそうです。
1周所要時間は約5分。ギアで駆動する観覧車独特の揺れがあり、スリル感が楽しめます。
高さは25メートル。料金は200円。今回は平日割引があって100円でした。
実は「はままつフラワーパーク」、7月から9月まで入園無料となります。
こども広場のリニューアルですが、市民の方から多額の寄付があったとスタッフの方が教えてくれました。子供たちの笑顔のために行われたリニューアルにちょっと胸が熱くなりました。
こども広場には、鉄道ファンが多く訪れます。ここには国鉄が浜松の工場で素材から作り上げた第1号蒸気機関車「D51 86」が状態よく保存されています。ぜひ近づいて蒸気機関車の大きさを体感してください。
ベテランのスタッフの方が2人でこども広場を切り盛りしていましたが、これから暑くなってくるので健康に留意して頑張ってほしいです。
こども広場をあとにすると「カンカンカン。」と観覧車の駆動音が聞こえてきます。まるで子犬が寂しがって鳴いているように聞こえます。
後ろ髪を引かれる観覧車です。
園内はフラワートレイン(フラワーパーク号)が走っているので歩き疲れても大丈夫です。
時間のある方は大温室クリスタルパレスがお薦めです。3つの部屋で構成されて珍しい花や木が見れます。クリスタルパレス内にある温室カフェの「キングローズソフト」も食べてみてください。まさに「キング」な美味しさです。
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