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養老駅 観覧車巡りの最寄駅003



 観覧車(ワンダーホイル)のある「養老ランド」へは、養老鉄道養老線に乗り、「養老駅」で下車するといいでしょう。

 この養老線は「サイクルトレイン」として通勤通学で自転車を利用している乗客が、車内に自転車を持ち込めるという便利な電車として活躍しています。それぞれの駅のホームに自転車のマークがあるので探してみてもいいでしょう。

 「養老駅」の駅舎には、たくさんのひょうたんが飾られています。

 駅舎を出ると「孝子源丞内のお話」という案内板があり、そこにひょうたんの由来がわかるお話が表記されている。

 この辺りに昔、住んでいた貧しい青年が酒好きな父親のために薪で稼いだのお金の中から、わずかなお酒を買い、腰にぶら下げたひょうたんに入れて持ち帰っていました。ある日の事、足を滑らせて転んだ時に、何処からかお酒の匂いがすることに気が付きました。匂いのする方向に歩いてみると岩の間から水が湧き出ていて、その水はお酒の味がしました。青年はその水をひょうたんに入れて持ち帰りました。父親も喜んでお酒の味のする水を飲んだそうです。それが当時の元正天皇に伝わり、この地に訪れた際に「これはこの感心な親孝行を、神様がおほめになり、お酒をお授けになった違いない。」と言われ、年号を「霊亀」から「養老」へと改められました。

 ひょうたんは親孝行のシンボル。居酒屋チェーン「養老乃瀧」の店名もこのお話が由来になったそうです。

 この辺りはひょうたんと、もう一つ名物があり、それが「養老駅」の目の前にある「きびようかん本家」で売られるきびようかん。

 できたてのきびようかんを試食することもできます。昔ながらの素朴な味を守り続けている「きびようかん本家」は、「養老駅」とほぼ同じ時代を共に歩んだ盟友であります。

 「養老駅」を養老公園方面に向かって歩くと岐阜県道56号線に出ます。この県道は「薩摩カイコウズ街道」と呼ばれ鹿児島県の木「カイコウズ」が初夏の頃には咲いているそうです。岐阜県と鹿児島県は姉妹県だそうです。またこの街道は別名「焼肉街道」と地元の方は呼んでいるそうです。焼肉屋が街道沿いにたくさんあるそうです。

 「薩摩カイコウズ街道」を渡ると養老公園及び養老ランドとなります。養老の滝、養老パークゴルフ場、こどもの国、養老天命反転地など1日楽しく過ごせます。

 時間のある方は近くの「安田ひょうたん店」に行くことをお勧めします。ひょうたんを使った様々な商品が並んでいます。そして、ひょうたんが実る時期にはお店の奥のひょうたん園を見学できます。ひょうたんの不思議な魅力にひょっこり?!とハマるかもしれません。

 養老町は2017年に「養老改元1300年祭」が行われるそうです。静かに熱く養老町は燃えています。

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