観覧車のある「福岡市動植物園」に行くには、福岡市地下鉄七隈線に乗り、「薬院大通駅」で下車するといいでしょう。
鮮やかな緑色の車体の福岡市地下鉄七隈線は平成17年に開業して、今年は10周年の記念イヤー!
この七隈線は利用者からずっと博多駅方面からのアクセスがちょっと大変だと言われていた。
博多駅から天神駅までは福岡市地下鉄空港線、乗り換え専用の改札口を一度出てから約550メートルある混雑する天神地下街を縫うように歩き、七隈線の天神南駅の改札口を目指さなければいけない。
しかし、現在は「福岡市地下鉄七隈線延伸事業」がスタートし、問題の博多駅から天神南駅まで地下鉄で繋がることになりそうです。開業予定は平成32年。「福岡市動植物園」もスムーズに行けるようになると思います。
さて、「薬院大通駅」ですが、シンボルマークはゾウと花が描かれていて「福岡市動植物公園」の最寄駅として開業前から期待されていたことが窺えます。
地下鉄の壁の掲示板には「SUBWAY DIET 駅まで歩く、駅から歩く。」の文字が見えます。まるで天神地下街の乗り換えを逆手に取ったような広告。
思わず、ひとりで苦笑いをしました。
「福岡市動植物園」まで歩くことにしました。
「薬院大通駅」はエレベーター、エスカレーター、コインロッカー、有料駐輪場があります。出入口2を出ると「薬院大通センタービル壱番館」という大きなビルがあります。1Fには「新鮮食品館薬院バリュー」というお店があります。上階はマンションのようでした。
センタービルの正面にはバス停もあり、タクシーもよく往来しています。
しかし今回は、歩く。(笑)
センタービル正面にはもうひとつ不思議な陶器のオブジェがあります。
「ピース 2005年 高鶴元」
と書いてあります。日本とアメリカで活躍する有名な地元の陶芸家です。あまりの個性のあるオブジェにしばらく呆然と見入っていました。
高鶴元さんのオブジェを過ぎると、目の前に「LAWSON」があります。その角から左斜めに伸びていく道があります。
その道は「浄水通り」と呼ばれていて、「福岡市動植物園」に繋がる道でもあり、福岡市でも有名なグルメスポットでもあります。現在は取り壊されていますが、かつては九州電力の建物があったところです。
ここで朝食やランチを食べて「福岡市動植物園」、あるいは帰りにおやつや夕食、お土産に噂の名店に立ち寄るのもいいと思います。
ちなみに今回は「浄水浪漫」というパン屋さんで、売り切れ御免の「朝焼あんぱん」がまだあったので購入しました。
ひと昔前は、観光地や遊園地、動物園の周辺にはお土産屋さんが立ち並ぶ風景が見られたけれど、現代ではおしゃれなお店や老舗の名店が並んでいるんですね。
ゴールデンウィークなどの大型連休中には、「薬院大通駅」から「福岡市動植物園」直通のシャトルバスが出ているそうです。
しかし、今回は歩く。(笑)
時間のある方は、「薬院大通駅」から「薬院六つ角」の交差点手前にある「元祖ねこ耳どらやき 薬院どらやき たまあん」で日本初のねこ耳どらやきはいかがでしょうか?
店主に伺うと猫は飼っていないそうです。お店に現れる野良猫が「ねこ耳どらやき」のヒントになったそうです。
このあたりの新名物として定着するといいですね。
汗をかいて頑張った「SUBWAY DIET」ですが、美味しそうなお店がたくさんあって今回はダイエットどころではなくなりました。(涙)
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