宮城県 仙台ハイランド遊園地 観覧車
宮城県仙台市青葉区にある「仙台ハイランド遊園地」に行ってきました。
今年の6月に閉園が決まった「仙台ハイランド遊園地」。カウントダウンが近づいているので、東北最大のレジャー施設と謳われた最後の雄姿を目に焼き付けに行きました。
経営している株式会社青葉ゴルフは、経営難に陥り平成13年に仙台地裁に民事再生手続きを申請している。平成23年に東日本大震災、平成26年には仙台ハイランドレースウェイの営業終了し、「仙台ハイランド遊園地」もいずれは、と言われてきました。
周りを山に囲まれた「仙台ハイランド遊園地」。隣にはゴルフ場があります。
6つのエリアに分かれている「仙台ハイランド遊園地」。現在はレジャープールのあるアクアゾーンが賑わいを見せていますが、他にもコースターエリア、ゴーカートエリア、アトラクションエリア、バンジーエリア、ショップ&フードエリアがあります。
お目当ての観覧車ですが遊園地の正面の駐車場からも見えるように、バンジー台と同じバンジーエリアにシンボルのように立っています。
「仙台ハイランド遊園地」は日本で唯一、3種類のバンジーが楽しめる場所としても知られています。ちなみの3種類は縦バンジー、横バンジー、逆バンジーとあります。
観覧車は料金300円。チケット売り場や売店でのりもの券を購入。
ゴンドラ数は16基。色はシルバーに赤、黄、青、緑のライン。定員は4名。
ギア駆動式なので少し音があり、揺れます。しかし、ゴンドラから見える景色はゴルフ場はもちろんの事、周りの山々が見えて気分がいいです。地元で有名な通称「ゴリラ山」も見えます。
高さは約36メートル。1周所要時間は約7分。
また、バンジーに挑戦する人と目線が同じになるので、挑戦者の飛び込むまでの様子が近くで観れてたのしいです。
閉園が決まっていることもあるのか、観覧車は塗装などが剥げたままになっている。寂しいけど終わりを感じさせる。
「仙台ハイランド遊園地」には、かつて大観覧車アポロがあった。高さが107メートル、ゴンドラ数64基、1周所要時間約17分の当時、世界一を誇った。
残念ながらアポロは平成14年に営業を終了している。ベトナムに移設されるような話になったと記憶しているが、現在はどうなっているのか?
「仙台ハイランド遊園地」の駐車場やバンジーエリアに、大きなコンクリートの塊がいくつも点在しているが、実はこれはアポロの土台だったところ。
アポロの大きさが窺える貴重な遺跡となっています。(笑)
「仙台ハイランド遊園地」には他にも、ハリケーンコースターや、モンスター、ツインドラゴンなどがあり、まだ魅力がいっぱいあるのにもったいないと思うのが正直なところ。
でも、遠くに廃墟となっている仙台ハイランドレースウェイが見えて、閉園してしまう実感が湧いてきます。
ありがとう「仙台ハイランド遊園地」!!
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