堀内公園駅 観覧車巡りの最寄駅002
観覧車のある「堀内公園」へは、名鉄西尾線「堀内公園駅」で下車するといいでしょう。
現在の駅舎が建つ前は「碧海堀内駅」という駅名でした。
駅を降りると、すぐそこに「堀内公園」があり、観覧車が見えます。
無人駅ですが、困らないようにインターホンが設置されています。特急や急行は停まらないので気を付けましょう。
「堀内公園駅」のすぐそばに踏切があって、それを渡ると「安城市堀内町カラ桶」という地名の場所になります。そうなんです、「カラオケ」なんです。
確かめようと町内をしばらく歩くと「サワ薬局堀内店」があり、正面玄関のガラスの扉に「安城市堀内町カラ桶」の文字がありました。しかしながらこの辺りには、カラオケボックスもカラオケスナックもありませんでした。でも、もしかしたらカラオケ好きなお父さんはいるかもしれませんが(笑)
再び、踏切に戻ってまっすぐ進むと、民家の庭先に古いバスがなぜか置かれています。不思議に思って民家の方に尋ねてみると「子供の遊び場に買い取った。」と教えてくれました。
それは子供は楽しいだろうな。親も子供はバスから出てこないでしょうから楽だったと想像できます。
さらに道をまっすぐ歩くと、「子供薬師」があります。池の底に沈んでいたお薬師さまを、草刈していた子供が抱き上げて、自分たちの手で安置したと伝えられているそうです。
それから毎年、子供たちが集まって境内で通夜をするならわしが続けられ、それが由来で「子供薬師」と呼ばれていると石碑に刻まれていました。
子供たちが集まる「堀内公園」と、「子供薬師」。同じ場所に寄り添っていることが、ちょっと素敵に思えます。
この辺りには「堀内公園」の観覧車並の大きさを誇る「堀内の大イチョウ」や、若き日の徳川家康を苦しめた三河一向一揆で、空誓の身代わりで自害した順正が住職をしていた形谷山円光寺などがあります。
「堀内公園」の周りをぶらりとしてから観覧車に乗ってみてはいかがでしょうか?安城市の街並みも違ったものに見えてくるのではないでしょうか。
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