三重県北勢地方は鈴鹿市にある「鈴鹿サーキットモートピア」に行ってきました。
「鈴鹿サーキット」といえば、モータースポーツの聖地。記憶に新しいのは「2015 F1 日本グランプリ」でのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の鈴鹿連覇が思い浮かぶでしょう。
そんな「鈴鹿サーキット」にある遊園地「鈴鹿サーキットモートピア」も、現在は「プートのハロウィーンパーティー」というイベント期間中。
プートとは、惑星EG02からやって来た宇宙恐竜の名前。他にもメインキャラクターのコチラ、ピピラ、チララ、バットがいて「コチラファミリー」が「鈴鹿サーキットモートピア」にはいます。プートは11月3日が誕生日で、キャンディーが好きと言うことでハロウィーンのこの時期は主役扱いとなっています。
「コチラファミリー」は、あの手塚治虫先生が生みの親だそうです。
「鈴鹿サーキットモートピア」は本田技研工業の傘下企業「株式会社モビリティランド」が運営をしている。
「株式会社モビリティランド」はもうひとつ「ツインリンクもてぎ」で「ツインリンクもてぎモビランド」という遊園地も運営している。こちらには残念ながら観覧車がない。
そこで「鈴鹿サーキットモートピア」の観覧車!カッコいい名前がついております。その名もサーキットホイール!
メインゲートからウェルカムひろばに出て、そこから歩道橋を渡ったところにGPフィールドと呼ばれるゾーンにサーキットホイールがあります。
ゴンドラはすべて赤。支柱やスポークは赤と白で統一されていて、中央にコカ・コーラの看板があります。まさにコカ・コーラカラーです。
料金は500円。のりもの券売り場か券売機で購入。券売機にはペットボトルの絵に乗り物の写真が貼ってあり、ジュースを買う感覚でのりもの券を買える遊び心が楽しい。
ベビーカー置き場もしっかりあります。
ゴンドラ数は36基。空調設備はありませんが定員は6名です。
サーキットホールの最大の目玉は全長約5800キロメートルの鈴鹿サーキットのコースが見下ろせるところでしょう。
しかも、すぐ近くに最終コーナーからメインストレートの一番おいしいところが見られます。
この日も何台かのレーシングカーが走行していて、上空から興奮して爆音聞き、目の回るような走りにくぎ付け状態でした。
一周所要時間は約12分でしたが、アッと言う間に終わってしまいました。
高さは50.4メートル。この日は伊勢湾もしっかり見えました。
「株式会社モビリティランド」はかつて東京都日野市に「多摩テック」というモートピア遊園地を運営していました。
実は「鈴鹿サーキット」よりも先に「多摩テック」はオープンしています。オープンは昭和36年10月!
そして、こちらにも観覧車があって名前も大観覧車トップキャビン。
高さ約50メートル。ゴンドラ数36基。一周所要時間約12分で門井肇監督の映画「棚の隅」にも登場して、重要な役割を果たします。また「大観覧車トップキャビン ナイトクルーズ」なるイベントなどもやっていました。
平成21年9月に「多摩テック」はグランドフィナーレを迎え、営業終了。
のちに、解体が行われてフィリピンのマニラにある「SMモール・オブ・アジア」に移設されて、真っ白な「モア・アイ」と呼ばれる高さ55メートルの観覧車に生まれ変わりました。
モートピアとは造語らしいのですが、ここには間違いなくモータースポーツを愛する人たちのユートピアがあります。子供も大人も目を輝かせてバイクやカート、アトラクションを楽しんでいました。
鈴鹿はもうすぐ「スーパー耐久シリーズ2015第6戦」が始まります。
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